LoL のグウェンのはさみを作りました

League of Legends というゲームのグウェンというキャラクターのはさみを作りました。

グウェンはこういうキャラクターです。

グウェン, 聖なるお針子 - リーグ・オブ・レジェンド
魔法によって人間となり、命を与えられた元人形のグウェンは、かつて自分を生み出したまさにその道具を携えている。一歩ごとに作り手の愛の重みを感じながら、あらゆることに感謝を忘れない。グウェンが意のままに操る「聖なる霧」は、古代の防護魔法であり、自身が手にしたハサミ、針、そして縫い糸もその祝福を授かっている。目新しいものに囲まれながらも、グウェンは壊れた世界に生き残っている善意を守るため、大いなる喜びをもって戦い続けようと固く誓っている。
チャンピオン開発エピソード:グウェン - リーグ・オブ・レジェンド
見たことのない、お人形。

グウェン、プレイはできないけど本当にかわいい💙

作り方

手順はだいたいこんな感じです。

  • Illustrator で平面図を作る
  • ZBrush ではさみをつくる
  • 光造形プリンター(BENE5)で印刷
  • コーティング剤を塗る

Illustrator で平面図を作る

グウェンのはさみは形が難しくて、そのままモデリングすると難しかったので、先に元となる平面図をざっくりトレスして作りました。

ポイントとしては ZBrush にもっていったときに別れていて欲しいパーツは別のパスで作ることです。そうすると、パーツごとに厚みを変えたり前後に移動して元を簡単に作れます。

ZBrush ではさみを作る

今回は無機物でありながら有機物的な装飾や曲線も多いので ZBrush で作りました。

まず、Illustrator でデフォルト設定で SVG で出力したあと、Zプラグイン > テキスト3D > SVG から読み込みます。なんと、パスに日本語が入っていると読み込めないので気をつけてください。

読み込むとこんな感じになります。

このままだとオブジェクトごとに動かすことができないので、サブツールに分割します。今回はパスのオブジェクトが別れているので ポリグループ > 自動グループ で綺麗にポリグループが別れます。

そのあと、サブツール > 分割 > グループ分割 で分割することができます。

あとは、個別のオブジェクトごとにスケールを調節したりしたあと、ひたすらスカルプトします。

スカルプトした物

光造形プリンターで印刷

スカルプトが終わったらサブツールを結合して obj で出力して印刷します。本当は Zプラグイン > 3Dプリントハブ で STL 出力を使う方がよいのですが、すっかり存在を忘れていました……。

今回は、以下のような環境と素材を使いました。

まず、スライサーに読み込んで、プリンタの設定で硬化時間を2秒にしました。着色剤はこのくらいなら時間にあまり影響を与えないようです。

それから、サポートを付けます。できるだけサポートを少なくしたかったので配置を縦にしました。

レジンは、レジンVATいっぱいに入れて、そのあと宝石の雫を50滴くらいいれました。少し混ざりにくいので、着色剤を入れてヘラで混ぜてから少し時間を置くと綺麗に混ざってました。これだと濃いかな……と思うくらい入れないと色が薄かったです。

今回のもこのくらい濃く見えます

あとは印刷するだけです!

もちろん、洗浄と二次硬化も忘れずに!レジンは反りやすい素材のようで、二次硬化をしないで置いておいたら反ってしまったので、はやめにやりましょう!

コーティング剤を塗る

印刷したあと洗浄して乾燥させると写真の右のようにすりガラスのように曇ってしまいます。

このままでもおもちゃみたいでかわいいのですが、今回はガラスのような透明感が欲しかったのでコーティング剤を塗りました。塗ると左側のようになります。

マニキュアのような刷毛のついたキャップを使って塗って、UV/LED ランプで硬化させるだけだったので簡単でした!

なお、コーティング剤とライトは以下の物を使いました。

できあがり

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これが初めての光造形プリンターでの作品だったので、飴細工みたいにかわいくなってうれしいです!

chiepomme

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