液タブにキーボードを載せられるホルダーを作りました

私は液タブをアーム乗せて使っているのですが、キーボードの置き場が無くて困っていました。机に直接置くときは液タブの左上に置いていたので、同じように左上に置こうと思いましたが、アームだと立てて使うこともあるのでふつうに置くと落ちてしまいます。そこで、キーボードホルダーを作りました。

やったこと

素材と加工方法選び

キーボードホルダーを作るにあたって、会社の人に相談したところ、強度的に金属か木材じゃないと難しそうと言われて、最初は木材にしようかと思ったのですが、最終的に金属になりました。

やめたものも入れると、素材の候補としては以下の3つがありました。

  1. 樹脂
    Adventurer3 で3D プリントします。お手軽だしお値段も安いのですが強度的に難しかったです。
  2. 木材
    EMARF で注文します。EMARF は図面を送ると木材をカットして送ってくれるサービスです。一度お見積もりをもらったのですが、値段が高かったことと別のプロトタイプを作った結果、使いやすい薄さだと木材でも強度が足りなそうだったのでやめました。対応してくださった方がとても丁寧だったので次こそなにかお願いしたいと思っています。
  3. 金属
    meviy で板金加工を注文します。meviy は図面を送ると板金加工や切削加工をしてくれます。ミスミは個人は利用できないことと、板金加工はものすごく高いんじゃ無いかと思っていたのですが、実は meviy は個人も使えて実際に使って見るとずっと簡単で思ったより安くて、最終的にこれになりました。

モデリング

実際の制作の最初はモデリングです。私はこういう物を作るときには Fusion 360 を使用します。実際の長さや角度を入力して物作りができ、Houdini などのように後からパラメータを変更できるので、試行錯誤するときには本当に便利です。しかも、個人利用なら無償になります。

私はふつうにモデリングをして、曲げるところの R を板厚に設定しただけですが、Fusion 360 にはシートメタルという板金加工用の機能があるようです。実際に金属の板を曲げるのをシミュレーションするので、板金加工で作れない図面にならないようで、複雑な物を作る場合はこちらのほうが良いかもしれません。

リアルの物体に合わせてモデリングするときには、計測にあわせて写真を元にしています。画像のどこかを測ってから、キャンバス内の画像を右クリックして位置合わせするのが便利です。

最終的に、板金ということで部品を2つに分割して以下の様にしました。

プロトタイプ印刷

モデリングが一段落したらプロトタイプを印刷します。これは 3D プリンターでやっています。安くて早いのでこういうときに本当に便利だなって思いました。

プロトタイプを印刷したら、サイズを確かめたり、実際にキーボードを載せてみて使用感を確かめたりします。今回は4回くらい印刷して修正をしました。

発注

今回は板金なので、meviy を使用しました。あまり難しいことは無く、Fusion 360 のエクスポートを選んで、Autodesk Inventor 形式で出力するだけでいけました。

アップロードするとデータをチェックしてくれてお見積もりが表示されます。そのあと、素材を選べるのですが、今回はお値段を安くしたかったのと強度が欲しかったので、鉄に白い塗装をすることにしました。(鉄は表面加工や塗装をしないと錆びるそうです。)

今回のパーツ2セットで、7,000円くらいでした。今回は5日くらいで届きました。

できあがり

生まれて初めての板金加工でしたが、すごく本物ぽくて大満足でした!

Fusion 360 のファイル

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